ミヤマキリシマ開花情報
【ミヤマキリシマ開花情報】
平治岳周辺の情報が入りましたので、お知らせします。
現在のところ、ミヤマキリシマは、標高1500m付近が見ごろを迎えています。坊原ではイワカガミや、コケモモも咲いていますよ。
5/28 ★立中山 見頃
5/28 ★北大船山 つぼみ
5/28 ★法華院周辺 見頃
5/30 ★大戸越 6~7分咲き
5/30 ★平治岳山頂 つぼみ
5/31 坊原 見頃
★登山者情報
詳しくは下記リンク(PDFファイル)をご覧ください。
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山開き及び九酔渓の通行止め情報について
6月4日(日)は、くじゅう山開きです!今年の山開きは、久住山頂で午前10時から登山者の安全祈願、午前10時30分頃から「記念ペナント」の配布を行うそうですよ♪
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久住山山頂での神事の様子(平成27年度)
竹田市は、大船山観光登山バスを運行しています!
標高1400m付近にある国指定史跡 中川久清公のお墓(入山公廟)の手前までバスで行き、そこから大船山まで約1時間40分で登頂することができます!こちらもぜひご利用ください。
詳しくは、下記リンクをご覧ください。
*大船山登山観光バス(PDFファイル)
*それぞれのバスの運行については、主催者にお尋ねくださいますよう、お願いいたします。
また、長者原ビジターセンターへのアクセスですが、県道40号(九酔渓)が災害復旧工事のため、全面通行止めとなります。こちらに来られる際は、迂回路として町道四季彩ロード線をご利用ください。
期間:*平成29年6月5日~平成30年2月28日
*土日祝日、8月、紅葉時期は解除
よろしくお願いいたします。
ミヤマキリシマ開花情報
【ミヤマキリシマ開花情報】
最新の情報です。現在標高1,400~1,500m付近で咲き始めから2分咲きです。昨年に比べると4~5日ほど遅いようです。今回は、標高データをあわせて紹介しますので、ほかの山が気になる方は参考にしてください。
5/20 沓掛山 咲き始め~1分咲き(標高1,470m付近)
5/20 扇ヶ鼻 つぼみ(標高1,670m付近)
5/20 三俣山 つぼみ(標高1,740m付近)
5/22 泉水山 2~3分咲き(標高1,280m付近)
5/22 猟師岳 1~2分咲き(標高1,420m付近)
5/22 黒岩山 つぼみ(標高1,500m付近)
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5月23日 猟師岳ミヤマキリシマの様子
なお、タデ原湿原内に数株あるミヤマキリシマは、現在満開です。タデ原の標高は1,030m。やっぱり低いところから咲き進んでいくんですね。
詳しくは下記リンク(PDFファイル)をご覧ください。
170523ミヤマキリシマ開花情報
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くじゅう連山登山道情報
環境省くじゅう管理官事務所より、登山道情報をいただきました。昨年4月に発生した熊本地震の影響で、落石等があり、一部登山道は現在でも通行することができません。
通行できない登山道は以下の通りです。
・赤川登山口~久住山
・沢水登山口~稲星越(本山登山道)
・*吉部~平治岳(平治岳北尾根ルート)
*吉部~平治岳の平治岳北尾根ルートについては、もともと国立公園で定められた路線ではありませんが、この時期利用者が多いため、情報共有いたします。
その他の路線についても、あくまでも山の登山道ですので、落石等があることがあります。通行の際は、十分ご注意ください。安全で楽しい登山をこころがけましょう!
詳細は、こちらをご覧ください!↓↓
平成29年度登山道情報
ミヤマキリシマ開花情報
【ミヤマキリシマ開花情報】
皆さんお待ちかねの、ミヤマキリシマ開花情報です。
ミヤマキリシマとは、九州の火山地帯に咲く、ツツジ科の高山植物で、
くじゅう地域では毎年5月下旬~6月中旬頃に見ごろを迎えます!
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ミヤマキリシマ
特に平治岳・扇ヶ鼻などの山頂帯は、ミヤマキリシマの群生地となっており、
6月上旬頃、一面ピンク色のお花畑になります!
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昨年の平治岳山頂ミヤマキリシマの様子(平成28年6月6日撮影)
現在、標高1400m付近で開花が始まっているようです。
1600~1700m級の山頂帯のミヤマキリシマが見ごろになるのは、
6月に入ってからになりそうです。
今年のミヤマキリシマは、花のつきもよく、今のところ虫害の被害も
報告されていないので、期待できそうです!!
詳しくは下記リンク(PDFファイル)をご覧ください。
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飯田高原一帯で、野焼きが行われました!
今年は3月終わり~4月に入ってから、雪が降ったり、雨が降ったりと天気が悪い日が続きましたが、飯田高原一帯では、「飯田高原野焼き実行委員会」が中心になって、タデ原湿原(3月20日)、大将軍(川端康成文学碑付近)・へべヶ池周辺(4月14日・23日)、泉水山(4月23日)で野焼きが行われました!
タデ原の野焼きでは、チームタデ原の子供たちも、野焼きの見学・取材を行いました。
野焼き活動は、毎回地域の牧野組合・消防団・観光協会・自然保護団体等のボランティアスタッフが50名以上集まり、火を引く人、ジェットシューターを背負って火を消す人と、人手が必要な大掛かりな作業となります。野焼きの時の炎は、10m以上になることもあり、場合によっては命を落とすこともある、大変危険な作業です。
昭和40年頃までは、どの家でも農業をするために牛や馬を飼っており、牛馬の餌を確保することが、野焼きの大きな目的でした。農業が機械化されるとともに、牛馬を飼う人は減りましたが、「野焼き」という人の営みとともに、草原という環境を好む生きものたちの生息地が守られてきました。
くじゅうの春は、江戸時代にくじゅう地域を見て回ったお坊さんが書いた書物「九重山記」に、「春は黒なり」と書かれていますが、これは野焼き後の大地の色を表したものと言われています。
長い間、地域の人たちのたゆまない努力によって、この春の色が守られてきたんですね。
くじゅうファンクラブでは、わずかではありますが、今後ともこの野焼き活動を支援していきたいと思います。
【チームタデ原】1年間の活動発表を行いました!
3月12日(日)、毎年行われている「飯田高原文化祭」で、この1年間で行ったチームタデ原の活動を紹介しました。
地元の人にもどんな活動をしているのか、知ってもらうとても良い機会です。
基本的に、発表原稿はメンバーが自分たちで考えました。
この1年を振り返ると・・・
3月 野焼きの見学
5月 タデ原周辺散策~春編~
7月 オオハンゴンソウ駆除活動、タデ原キッズガイド
8月 KODOMOラムサールin北海道浜頓別へ参加、タデ原キッズガイド
10月 タデ原周辺散策~秋編~
11月 タデ原輪地切り(草寄せ作業)、佐賀県東よか干潟で交流会
12月 タデ原の生き物を観察するために、センサーカメラの設置
1~2月 センサーカメラのデータ回収・まとめ
3月 飯田高原文化祭
この他にも、準備のために集まったり、キッズガイドでは手作りのチラシを作って、郵便局や公民館に置いてもらいました。
また、みんなに活動を知ってもらおうと、季刊で新聞を作ることにしました。構成から文章作成まで、家に持ち帰って作ってくれています。
当日の発表は10分という時間でしたが、クイズをいれたり、聞いている人に問いかけたりなど、工夫をして発表ができていました!
来年度もこの調子で、楽しくいろんな活動をしていきたいと思います。
※チームタデ原とは、平成27年度に「くじゅう坊ガツル・タデ原湿原」で開催されたKODOMOラムサールをきっかけに、タデ原を中心とした地元の自然を守っていきたいとの想いから、地元の小中学生で結成された、自然保護活動グループです。くじゅうファンクラブで、活動を支援しています。
九重町で生物多様性シンポジウムが開催されました!
12月18日(日)、九重町で、「生物多様性シンポジウム」が開催されました。このシンポジウムは、豊かな自然環境を有する九重町の「生物多様性」について考え、次世代に残していくためにはどうしたらよいかということをテーマに行われました。くじゅうファンクラブは、九重町生物多様性保全対策協議会のメンバーとなり、「生物多様性ここのえ戦略」策定に携わっているほか、このシンポジウムの開催にも協力をしています。
第1部では、「人と自然の共生~自然が育むもの」をテーマに、一般財団法人アファンの森財団事務局長の、野口理佐子さんに、CWニコルさんが日本の自然に魅せられ、黒姫の土地を買い、森を再生させていったことや、森の伐木作業に、黒姫での伝統的な手法である、馬を利用した木の搬出を行っていることなどについてお話しいただきました。また、宮城県東松島市においては、津波被害にあった学校の復興事業や森づくりを行っていることまでお話をいただき、森の再生は、心の再生、ひいては地域創生につながるという、生物多様性のもつ可能性について提示していただきました。
第2部では、九重町内で環境保全活動に携わっている人たちによる、パネルディスカッション「生物多様性でつくる理想の20年後」が行われました。このパネルディスカッションでは、エコロジーとエコノミーは同じ「エコ」というギリシャ語で一つの場所・地球という意味からきており、環境と経済のバランスをとることの大切さや、目先の利益よりも先の未来をみすえた話し合いの場を設けることの大切さなどについて、話が行われました。また、九重町の素晴らしい自然を残してくためには、形だけではなく、この地域に古くから伝わる自然に向き合う「心」を伝えることや、ふるさとを愛する心を育むために、環境教育を、町として行っていくことの重要性などについても議論が交わされました。会場からも意見が飛び交い、内容の濃いパネルディスカッションとなりました。
最後に、このシンポジウムを閉会するにあたり、九重町長による「いのちとりどり輝く九重町宣言」が採択され、九重町長と、立会人として野口理佐子さんに署名をいただきました。
くじゅうファンクラブでは、今後も九重町の生物多様性保全につながる活動の応援を行っていきたいと思います!
生物多様性について、詳しく知りたい方は、下記サイトへ↓↓
環境省生物多様性サイト
ラムサール条約登録湿地東よか干潟・タデ原湿原交流会を行いました!
11月27日(日)、くじゅう地域のタデ原湿原で活動する、チームタデ原の子供たちと、昨年ラムサール条約に登録された、佐賀県東よか干潟の子供たちとの交流事業を、東よか干潟で実施しました。この事業は、それぞれの湿地の保全に取り組んでいる子供たちが、お互いの湿地を訪れ、その保全や利用を学びあうことを通じ、両者の交流や連携を深めるとともに、時代を担うリーダーを育成することを目標に行いました。
当日はあいにくの雨でしたが、野鳥観察や、東よか干潟についての紹介、子供たち自身による、お互いの湿地紹介などを行いました。チームタデ原の子供たちは、普段あまり見ることのない、干潟の野鳥やムツゴロウなどの生きものに、興味を持って話を聞いていました!
これを機会に、九州内でのラムサール条約登録湿地での交流が深まっていくことを期待しています!
「NPO法人九州環境サポートセンター」主催『エコライフカフェ』の開催協力
11月26日(土)、「NPO法人九州環境サポートセンター」主催の『エコライフカフェ』の開催に協力しました。今回のエコラフカフェでは、「草原が与えてくれる自然の恵みを体感しよう!」ということで、ラムサール条約登録湿地である、タデ原湿原での野焼きの取り組みについて学ぶことを目的に開催されました。
まずは、飯田高原野焼き実行委員会の髙橋裕二郎会長から、野焼き復活の取り組みについて話を聞きました。タデ原湿原では、1980年代に地元の牧野組合が野焼きを継続することができなくなり、10年程度、放置されていた期間があったそうです。しかし、野焼きをしていた当時の草原景観への思いから、九重の自然を守る会が中心となって、地元の人たちと話し合いをして、野焼きを復活させました。1997年には、自然保護団体や地元の牧野組合、消防団、観光協会などで構成する、飯田高原野焼き実行委員会が結成されました。2005年には、「山岳地域に形成された中間湿原としては、国内で最大級の面積を有する」との理由で、くじゅう坊ガツル・タデ原湿原が、ラムサール条約登録湿地に指定されたことなど、これまでに至る壮大なストーリーについてお話しいただきました。
話を聞いた後は、実際に野焼きの準備作業である、草寄せ体験を行いました。今回草寄せをおこなった場所は、ヒゴタイやオカトラノオ、カキラン、ワレモコウやマツムシソウなどの咲く場所です。皆さん一生懸命に、作業をされていました。
参加者の皆さんは、何気なく見ていたタデ原湿原が、様々な人たちの努力によって保たれていることを知り、タデ原に対する愛着がさらに深まったようです♪