牧ノ戸峠にて登山レクチャーを実施しました!
10月30日(日)、くじゅう連山で紅葉が見ごろの時期に、牧ノ戸峠にて、恒例の「登山レクチャー」を実施しました。登山レクチャーは、登山届の提出の呼びかけの他、地図の携行や山岳トイレの利用方法、ストックキャップ使用の推進、高山植物の保護などの呼びかけを行うものです。レクチャーは朝7時からの実施でしたが、一大登山口の牧ノ戸峠には、既に多くの登山者が押し寄せていました。また、朝7時の牧ノ戸峠の気温は5℃と、とても寒く、訪れた登山者も寒さに驚いていた様子でした。
登山届提出の指導や呼びかけには、環境省くじゅう自然保護官事務所・大分県自然保護推進室・大分西部森林管理署・玖珠警察署、長者原ビジターセンターの職員が参加しました。回収した登山届出数は、全部で170通。皆さん、安全で楽しい登山をお楽しみくださいね!
久留米大学経済学部学生に対するレクチャー及び外来種駆除活動を行いました。
10月28日、久留米大学経済学部の学生5名、教員2名が、地域事情研修として、長者原ビジターセンターを訪れました。それぞれの学生が、くじゅう地域における自然保護活動や、グリーンツーリズム、エコツーリズムなどのテーマを研究しており、その一環で来訪いただきました。当方からは、この地域での自然環境保全の取り組み、行政や民間機関の協働型管理を行っている、くじゅうファンクラブの役割等について、レクチャーを実施いたしました。学生の質問には、「自然保護と観光は両立するのか?」という難しい質問もあり、我々としてもこのテーマについて考えるよい機会となりました。
レクチャーのあとは、タデ原湿原において、2時間ほどオオハンゴンソウの駆除活動を実施しました。指導には、九重ふるさと自然学校のスタッフやビジターセンタースタッフらがあたりました。話を聞くだけでなく、実際に自然保護活動にも携わり、自分のテーマについて考えるよいきっかけになったのではと思います。
くじゅうファンクラブでは、長者原ビジターセンターにおいて、随時、国立公園やタデ原湿原に関する、レクチャーや研修の受け入れを行っています。興味のある団体は長者原ビジターセンター(TEL:0973-79-2154)に、お問い合わせください。
くじゅうの自然に感謝する日の活動が行われました!
今日10月8日は、くじゅうの自然に感謝し、くじゅうに関係する人や団体が一斉にボランティア活動を行う、「くじゅうの自然に感謝する日」です。くじゅうファンクラブの各会員も、様々な環境保全活動を行いました!各会員の活動をいくつかご紹介いたします。
「九重の自然を守る会」は、吉部登山口~坊ガツル間にある、暮雨の滝の滝の降り口ルートの登山道の修繕を行いました。滝に降りる道は、以前から登山道の浸食が激しく、大変滑りやすい状態でした。土留めをすることで、土が流れることを防ぎ、登山道の保全につながります。また、吉部登山道上で、大規模な倒木が起きた箇所がありましたが、倒木処理をすることで、通常通り通れるようになりました!
またタデ原周辺では、「九重の自然を守る会」「九重ふるさと自然学校」「大分県立社会教育総合センター九重青少年の家」「玖珠土木事務所」「九重町役場」などが参加して、タデ原周辺の特定外来生物オオハンゴンソウの駆除活動を行いました!
オオハンゴンソウは、根がたった2g残るだけで、再生することから、根を切らないように丁寧に掘り出すことが必要になります。
一本一本根を掘り出す作業は、なかなか大変なものです。
「くじゅうネイチャーガイドクラブ」と「法華院温泉山荘」の皆さんは、三俣山南峰~法華院の直登登山道の修繕を行いました。このコースは、くじゅう連山の中でも随一の急登ルートで、大変滑りやすく危険なルートです。こちらの登山道も、土留めを入れることで、土が流れることを防ぎます。足場の悪い中での作業です。
みんなの『くじゅう』が、みんなの手によって守られている『くじゅう』って、本当にいいところだなと感じます。
参加してくださった皆さん、お疲れ様でした!
MS&AD ラムサールサポーターズが、タデ原周辺のオオハンゴンソウ駆除活動を行いました!
タデ原湿原周辺では、国の*特定外来生物に指定されている、北米原産のキク科の植物「オオハンゴンソウ」の生育が確認されており、湿原の生態系を保全するため、様々な団体が主体となって、駆除活動を行っています。
*特定外来生物…外来生物であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から国が指定した生物。飼育、栽培、保管及び運搬することなどが原則禁止されている。
環境省サイト
日本の外来種対策ホームページhttp://www.env.go.jp/nature/intro/index.html
9月11日(日)は、三井住友海上火災保険(株)や、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の大分支店などで構成する、ラムサールサポーターズ42名が、オオハンゴンソウの駆除活動を行いました。
今回の取り組みは、以前に引き続き2回目となりました。九重の自然を守る会、九重ふるさと自然学校、九重町役場なども参加し、指導にあたりました。約1時間半の作業で、ゴミ袋25袋分、210キロのオオハンゴンソウの駆除を行うことができました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました!
『くじゅうファンクラブ』のホームページが立ち上がりました!
「まだくじゅうを知らないあなたに、くじゅうのことを知ってもらえるように。」
「くじゅうに来るあなたに、くじゅうを大切に利用してもらえるように。」
「くじゅうが好きなあなたから、くじゅうを大切にする輪が広がるように。」
そんな願いを込めた、素敵なホームページができました。
最新の自然情報は、今まで通りフェイスブックにて、くじゅう周辺の出来事はこのホームページの最新活動報告にて、お伝えしてまいります。
今後とも、*『くじゅうファンクラブ』をよろしくお願いいたします。
*平成28年5月31日より、『くじゅう地区管理運営協議会』の通称名称が『くじゅうファンクラブ』となりました。