「ミュージアムキッズ全国フェア2017」に出展しました!
2017年6月17日(土)~6月18日(日)に、熊本県立装飾古墳館(熊本県山鹿市)で開催された、「ミュージアムキッズ全国フェア2017」に、長者原ビジターセンター(くじゅうファンクラブ)として出展しました!また当ファンクラブの会員の、九重ふるさと自然学校さんも出展いたしました!
会場となった熊本県立装飾古墳館 長者原ビジターセンターの出展ブース
「ミュージアムキッズ全国フェア」とは、日本全国の博物展示施設が、ジャンルを問わずに一同に会して、各ブースがそれぞれ子供向けのワークショップ実施するもので、今回は九州で初めての開催ということでした。(主催:こどもひかりプロジェクト)
今回のミュージアムキッズ全国フェアでは、北は北海道~南は沖縄まで、全国各地の34の博物展示施設が、様々なワークショップのブースを出展しました。
イベントの詳細は、こちらをご覧ください↓↓
長者原ビジターセンターは、今回「くじゅうを遊ぼう!」ということで、くじゅうにいる生きものの足型を、クレヨンで紙の上からこする「あしあとさがし」、くじゅう地域の生きものの「ぬりえ」、くじゅうの草原についてクイズで学ぶ「くじゅう探検ツアー」の3つのワークショップを行いました。
当日は、親子連れで多くの方に来場いただき、大変な賑わいでした!(行列ができました♪)
子どもたちは、くじゅうにいる生きものの剥製に大喜びでした。塗り絵のコーナーは、ちびっこたちに大人気。
くじゅう探検ツアーでは、草原に関係するクイズを解き、野焼きの時に火を消すときに使う、ジェットシューター体験を行いました!
ジェットシューター体験をした子は、「思ったより重たい!こんなの背負って、山に行くの大変だね。」と、野焼き活動の大変さについて
学んでもらえたようです。
九重ふるさと自然学校さんは、「さわって体験!小さな田んぼのダッチプール」として、くじゅう地域の田んぼの生きものの実物展示や、切り絵のワークショップなどを行ってました。こちらも人が絶え間なく訪れていて、大盛況でした♪
今回の出展を通して、くじゅうの楽しさ、素晴らしさを、少しでも伝えられたらよかったです!
ミュージアムキッズ全国フェアは、毎年全国各地に移動して開催されているようですので、お近くで開催されるときは、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
イベントの様子は、随時下記サイトにてアップされるようですので、よかったら覗いてみてください↓↓
こどもひかりプロジェクトホームページ ミュージアムキッズ全国フェア2017スナップ写真集
牧ノ戸峠登山ミニレクチャーを実施しました!
くじゅう連山は、ミヤマキリシマの見ごろの時期を迎え、連日多くの登山者で賑わっています。
くじゅうファンクラブでは、6月4日(日)の山開きの日と、6月10日(土)の早朝6:30頃より、牧ノ戸峠にて
登山ミニレクチャーを実施しました!
登山ミニレクチャーとは、この時期増加する登山者の方へ向けて、登山届の書き方の指導や、
くじゅう連山利用のマナーの普及啓発を行っているものです。
くじゅう連山マナーについては、こちらをご覧ください。↓↓
レクチャー当日は、大変多くの人が訪れていました。
中には、登山計画を全く立てていない方もいました。
「たくさんの人が登っているから、みんなについていけば大丈夫」と思って、地図を持たずに入山される方が多いようです。
6月4日の山開きの日は、地図を持たずに入山したグループが、道に迷い、あわや遭難という事態まで発生しています。
せっかくの楽しいレジャーですから、安全に下山できるよう、登山計画をたてて、持ち物をしっかり確認して、
万全な準備で登山にのぞみましょう!!
(登山ミニレクチャーに協力いただいた機関:環境省くじゅう管理官事務所、大分西部森林管理署、
大分県自然保護推進室、長者原駐在所、九重ふるさと自然学校、くじゅうネイチャーガイドクラブ 順不同)
ミヤマキリシマ開花情報
現在、標高 1500~1600m付近のミヤマキリシマの開花がピークを迎えています。
大船山、扇ヶ鼻、星生山などの1700m 近い山頂帯の開花のピークは、来週中となりそうです。
来週もまだまだミヤマキリシマを楽しめそうです♪
6/8 ★平治岳 山頂付近 見頃
6/8 ★大船山頂付近 2~3分咲き
6/8 ★大船山段原付近 見頃
6/8 ★北大船山 山頂付近 7~8分咲き
6/10 岩井川岳 山頂付近 見頃
6/10 扇ケ鼻 山頂付近 6~7分咲き
6/10 沓掛山 山頂付近 満開過ぎ
★登山者情報
詳しくは、下記PDFファイルをご覧ください。
くじゅうファンクラブフェイスブックでも、最新の自然情報を配信しておりますので、
こちらも合わせてご覧ください!↓↓
ミヤマキリシマ開花情報
【ミヤマキリシマ開花情報】
6/4 黒岩山山頂付近 見頃
6/4 黒岩山から泉水山への登山道沿い 見頃
6/4 ★沓掛山 見頃
6/4 ★平治岳山頂付近 6~7分咲き
6/4 ★北大船山 5~6分咲き
6/4 ★扇ケ鼻 咲き始め
6/4 ★星生山 咲き始め
6/4 ★中岳周辺 つぼみ
登山道沿いでは、ベニドウダンやシロドウダン、ツクシドウダン等も開花が始まりました。
指山、立中山のミヤマキリシマはまだきれいですがピークを過ぎ始めたところです(登山
者情報)。
詳しくは、下記PDFファイルをご覧ください。
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ミヤマキリシマ開花情報
【ミヤマキリシマ開花情報】
平治岳周辺の情報が入りましたので、お知らせします。
現在のところ、ミヤマキリシマは、標高1500m付近が見ごろを迎えています。坊原ではイワカガミや、コケモモも咲いていますよ。
5/28 ★立中山 見頃
5/28 ★北大船山 つぼみ
5/28 ★法華院周辺 見頃
5/30 ★大戸越 6~7分咲き
5/30 ★平治岳山頂 つぼみ
5/31 坊原 見頃
★登山者情報
詳しくは下記リンク(PDFファイル)をご覧ください。
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山開き及び九酔渓の通行止め情報について
6月4日(日)は、くじゅう山開きです!今年の山開きは、久住山頂で午前10時から登山者の安全祈願、午前10時30分頃から「記念ペナント」の配布を行うそうですよ♪
竹田市は、大船山観光登山バスを運行しています!
標高1400m付近にある国指定史跡 中川久清公のお墓(入山公廟)の手前までバスで行き、そこから大船山まで約1時間40分で登頂することができます!こちらもぜひご利用ください。
詳しくは、下記リンクをご覧ください。
*大船山登山観光バス(PDFファイル)
*それぞれのバスの運行については、主催者にお尋ねくださいますよう、お願いいたします。
また、長者原ビジターセンターへのアクセスですが、県道40号(九酔渓)が災害復旧工事のため、全面通行止めとなります。こちらに来られる際は、迂回路として町道四季彩ロード線をご利用ください。
期間:*平成29年6月5日~平成30年2月28日
*土日祝日、8月、紅葉時期は解除
よろしくお願いいたします。
ミヤマキリシマ開花情報
【ミヤマキリシマ開花情報】
最新の情報です。現在標高1,400~1,500m付近で咲き始めから2分咲きです。昨年に比べると4~5日ほど遅いようです。今回は、標高データをあわせて紹介しますので、ほかの山が気になる方は参考にしてください。
5/20 沓掛山 咲き始め~1分咲き(標高1,470m付近)
5/20 扇ヶ鼻 つぼみ(標高1,670m付近)
5/20 三俣山 つぼみ(標高1,740m付近)
5/22 泉水山 2~3分咲き(標高1,280m付近)
5/22 猟師岳 1~2分咲き(標高1,420m付近)
5/22 黒岩山 つぼみ(標高1,500m付近)
なお、タデ原湿原内に数株あるミヤマキリシマは、現在満開です。タデ原の標高は1,030m。やっぱり低いところから咲き進んでいくんですね。
詳しくは下記リンク(PDFファイル)をご覧ください。
170523ミヤマキリシマ開花情報
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くじゅう連山登山道情報
環境省くじゅう管理官事務所より、登山道情報をいただきました。昨年4月に発生した熊本地震の影響で、落石等があり、一部登山道は現在でも通行することができません。
通行できない登山道は以下の通りです。
・赤川登山口~久住山
・沢水登山口~稲星越(本山登山道)
・*吉部~平治岳(平治岳北尾根ルート)
*吉部~平治岳の平治岳北尾根ルートについては、もともと国立公園で定められた路線ではありませんが、この時期利用者が多いため、情報共有いたします。
その他の路線についても、あくまでも山の登山道ですので、落石等があることがあります。通行の際は、十分ご注意ください。安全で楽しい登山をこころがけましょう!
詳細は、こちらをご覧ください!↓↓
平成29年度登山道情報
ミヤマキリシマ開花情報
【ミヤマキリシマ開花情報】
皆さんお待ちかねの、ミヤマキリシマ開花情報です。
ミヤマキリシマとは、九州の火山地帯に咲く、ツツジ科の高山植物で、
くじゅう地域では毎年5月下旬~6月中旬頃に見ごろを迎えます!
特に平治岳・扇ヶ鼻などの山頂帯は、ミヤマキリシマの群生地となっており、
6月上旬頃、一面ピンク色のお花畑になります!
現在、標高1400m付近で開花が始まっているようです。
1600~1700m級の山頂帯のミヤマキリシマが見ごろになるのは、
6月に入ってからになりそうです。
今年のミヤマキリシマは、花のつきもよく、今のところ虫害の被害も
報告されていないので、期待できそうです!!
詳しくは下記リンク(PDFファイル)をご覧ください。
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飯田高原一帯で、野焼きが行われました!
今年は3月終わり~4月に入ってから、雪が降ったり、雨が降ったりと天気が悪い日が続きましたが、飯田高原一帯では、「飯田高原野焼き実行委員会」が中心になって、タデ原湿原(3月20日)、大将軍(川端康成文学碑付近)・へべヶ池周辺(4月14日・23日)、泉水山(4月23日)で野焼きが行われました!
タデ原の野焼きでは、チームタデ原の子供たちも、野焼きの見学・取材を行いました。
野焼き活動は、毎回地域の牧野組合・消防団・観光協会・自然保護団体等のボランティアスタッフが50名以上集まり、火を引く人、ジェットシューターを背負って火を消す人と、人手が必要な大掛かりな作業となります。野焼きの時の炎は、10m以上になることもあり、場合によっては命を落とすこともある、大変危険な作業です。
昭和40年頃までは、どの家でも農業をするために牛や馬を飼っており、牛馬の餌を確保することが、野焼きの大きな目的でした。農業が機械化されるとともに、牛馬を飼う人は減りましたが、「野焼き」という人の営みとともに、草原という環境を好む生きものたちの生息地が守られてきました。
くじゅうの春は、江戸時代にくじゅう地域を見て回ったお坊さんが書いた書物「九重山記」に、「春は黒なり」と書かれていますが、これは野焼き後の大地の色を表したものと言われています。
長い間、地域の人たちのたゆまない努力によって、この春の色が守られてきたんですね。
くじゅうファンクラブでは、わずかではありますが、今後ともこの野焼き活動を支援していきたいと思います。